みなさん、スロットルの洗浄してますか?
最近、アイドリングが不安定、エンジンの振動激しい気がする、吹けが悪い…
色々な原因がありますが、スロットルの洗浄で解消する場合があります。
今回は、細かく分けながらスロットルの洗浄を解説していきますので、お付き合いください。
また、一部の車種、ディーラーではスロットルの洗浄を勧めていないメーカーもありますので、ここは自己責任で。
ただ、自分は洗浄でかなり走りが変わったのでお勧めしたいです。
スロットルバルブ洗浄前の準備として知識から身に着けていきましょう。
スロットルとは
バイクのパーツとして紹介されることの多い「スロットル」
自動車でのスロットルの役割とはどのようなものでしょうか。
とても重要な役割を果たしていますが、構造はどんな乗り物でも一緒。
空気の弁の役割を担っています。
空気の弁とは一体…
エンジン(自動車)は空気を取り込まなければ走行することが出来ません。
これは人間も一緒で呼吸をしていないと走れないのと同じです。
空気をたくさん取り込んで全力で走る、少しの空気で歩くのと変わりません。
人の呼吸を管理しているのはコンピューターではありませんが、車の空気の取り込みは全てECU(電子制御ユニット:コンピューター)が担っています。
スロットルバルブではエンジンが吸い込んだ空気の量を調整してエンジンの出力をコントロールしています。
その調整弁のことをスロットル、スロットルバルブと呼びます。
スロットルの洗浄方法
洗浄方法は自身の車によって異なりますが
36アルトでは吸気ポートとエアフィルターを取り外すと、すぐにアクセスできるポイントに位置しています。
①吸気ポートを取り外す
②エアクリボックスを取り外す
③O₂センサーを抜き取る
④ホース類を取り外していく
⑤スロットルが見えてきます
必要工具はと整備の詳細は、また後日紹介しますが…
・プラスドライバー
・ラチェット
・10㎜ソケット
・10㎜スタッドボルトソケット
・エンジンコンディショナー
この中で問題なのがスタッドボルトソケットとエンジンコンディショナー。
ただ、これはネットで検索すればたくさん出てきますし、費用を抑えたければアストロプロダクツや近くのホームセンターでも手に入る品です。
どのようなスロットルか検証
36アルトだけでなく、最近は多くの車種で「バタフライバルブ式」が採用されています。
アルトもその車種の一つで、実際に分解してみると
空気の通る通路と全く同じ直径の円盤が、通路に直角に軸が貫通しておりそれが回ることで閉じたり開いたりする構造をしていることが分かります。
まさに羽(バタフライ)のような構造をしています。
ここのエキマニ側には汚れが蓄積しやすく、カーボンやブローバイガスがべったりくっついて吸気を阻んでいることがあります。
これが、エンジンの振動や吹け上がりの悪さ、アクセルレスポンスの低下を招いている可能性があります。
推奨はされていませんが1万キロで洗浄するのが理想かなと思います。
自分は初めて開いたときべったりしてました。
さて、知識はこんなものでいいでしょう。
実践編はすごく長く細かく解説していきます。これが大事なので。
では、また来週の日曜日に。
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