アルト重低音計画⑤

チューニングパーツ

今回はアルトf重低音計画の第5回目となります。

いよいよデッドニング編です。

お待たせしましたが…
スピーカーの取り付けが基本作業となるのでここまでこられたらほぼ作業も佳境です。

まずは完成形から
安い素材でのデッドニングに効果はないという意見もありますが…

自分は反対意見で、
当然高級な消音キットには勝らなくても、十分なコストパフォーマンスを実現できると考えています。

すごいこだわりがある方以外はこのカスタムで十分だと思います。

ほとんどで揃いますから。笑

上を見れば片ドア1万以上のキットもあります。
それがどれくらいアルトf音質に関わるのか気になるところではありますが。
別車種に乗車したこところ、確かにすごいのですが…

100均でも十分だなと内心思っていました。
「すごい!天と地の差!!」と言っておきましたが。

このデッドニングは本気デッドニングに勝るとも劣らないと思っています。
ではまずは、前回にも紹介しましたが

これが完成形となります。

では始めていきましょう。

準備編

ここで使いのはこちら。
以前にも紹介しているかもですがおさらいもかねて。

・エーモン音楽計画
・ダイソーアルミテープ
・ホームセンターのそこそこくっつく両面テープ
・ダイソー断熱シート
これらを切ったりくつっけたりしながら、ドアをサウンドボックスに変えていきます。

まず、注意ですが…
ドアにパネルを固定するクリップの位置はしっかり確認しておきましょう。

この穴を塞ぐとパネルがもとに戻せません。

ついでに、ドアの排水ホールはしっかり確認しておきましょう。
分からない場合は、ドアの下側の穴を目視で見つけておきましょう。

ここを塞ぐと…
ドア内に水が溜まってドアを閉めるたびにタポタポいいますよ。
ドアにはかなりの水が入ってきますので。ここだけは施工するうえで注意で。
前回、ここまではフロントスピーカー来ているのではないでしょうか。

アルトfの純正フロントスピーカーはリヤに移植して

交換している状態になります。

ここからさらにスピーカーの性能を引き出すカスタムをしていきます。
もちろんこれだけでもいい音だしてくれます。
ので、デッドニングが面倒な方はここまで施工したらパネル類を戻して完成です。
今回は徹底的にダイソーの商品の真価を発揮してもらいましょう。

では、エーモン音楽計画を開封して制振シートを貼っていきます。
このシートは銀色のシートが制振材シートで鉄板の振動を抑える働きがあります。

このシートは大きいものは数メートル単位で販売されていて、結構な重みがあります。
鉄板の振動を抑えるとともにドアの質量をますので、ドアを閉めて際に重厚感のある音に変わります。
実際にこの小さな制振シートでも十分に効果があって、音質の向上だけでなく

気持ちドスッとドアを閉めた際に重厚感出ます。気持ちですが…

これも本当に気休め程度ではあるのですが…
余った制振シートはスピーカー裏のクッション材の端、ドア内側のビビりそうな部分に貼っておきます。
ドアの内側をノックしてちょっと響く箇所に貼るのがお勧めです。
これで少しはスピーカーの性能を発揮できる環境が出来上がり始めました。
あと、エーモン音楽計画には制振シールが何枚か同梱されていますが片方のドアに使いすぎると問題が多くなるので左右均等になるように調整です。

ブチルを取ったあとのドアパネルですが穴が開きまっくてます。
これをくまなく断熱シートで覆っていきます。
断熱シートだけでは強度が十分ではないので、後で工夫します。

では、いきましょう。

作業編

これ、そんな状態か分かりますかね。
100均の断熱シートをホールの形に合わせて切った状態です。
最初は結構適当でも大丈夫です。
といってもある程度の形だけは外さないように。

これは写真左上のホールを埋めているところですね。
片方のドアだけなら断熱シート1mくらいで十分量です。

大体の大きさに切ってから端をマスキングすれば
しっかりと形に添って整えやすいです。
ここはおおざっぱにではなくきっちり形に合わせます。

一か所の形合わせが終わりました。
この要領で同じように数か所攻めていきます。

貼り付けは両面テープで。
これはダイソーではなく、できればホームセンターの少し強力なやつがいいです。
ここに断熱シート貼っていきます。

貼り付けが終わったら、密閉性が欲しいのでパネルとシートの間をアルミテープで補強しておきます。

大変、心もとないですが…
十分に効果あることを信じて、というか効果があるので根気強くいきましょう。

水抜け穴以外をしっかり塞いでいきましょう。
小さなホールはアルミテープ重ね貼りで。

完成編

では、完成までの仕上げいきましょう。
これまで、100均製品を切ったり貼ったりしながらここまでやってきました。
いよいよ作業も大詰め。

作業は難航を極めました…。
ブチルを丁寧に取り
4カ所の大きなホールを塞ぐまでで、型側のドアに4時間くらい費やしてしまいました。

これも愛車のため。

貼り付けた断熱シートを徹底的に補強します。
クロスしてテープしていく感じですね。
市販の高いやつは貼るだけで十分に補強されているのですが…
今回はコスパ重視の重低音計画です。

ここの補強がかなり重要になります。

アルミテープで4重くらいに補強して、ドアパネル内をボックス化してやります。

こちらは運転席側。
もう、ブチルをブチる精神的な余裕はないので
ある程度ブチったら両面テープで固定して端をアルミテープで補強。

こちらもクロスしてテープしていきます。これ一巡目です。
これから3重くらいに補強します。
もう大体の完成が見えてきました。

あとはパネルを戻して完成です。

バッフルもあわせて今回の作業は終了です。

デッドニングする前と比較しても
まさに音質と低音は「天と地の差」なのでおすすめですよ。

時間は膨大にかかりますが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました