アルトFに4年乗ったレビュー①

愛車と鳥取巡り

基本スペック

グレード:F

ボディカラー:ブルーイッシュブラックパール

エンジン性能:658cc 水冷直列3気筒DOHC12バルブ

最高出力:49ps(36kW)/6500rpm

ミッション:5MT

駆動:4WD

価格:863,900円

ブログで書くのも今更感があるのですが

この36型アルト、「最後のアルト」と呼ばれるマニュアル仕様で販売されたアルト。

走りこんだ魅力を詳細に語っていきます。

なぜこの車だったのか

20歳の春、自分は憧れだったAE86に初めて乗る機会に恵まれました。

漫画の影響もあり、ずっと乗ってみたかった1台です。

軽さに定評のある車種で、初めて乗ってクラッチをつないだ瞬間シートに体を押し付けられたGに感動しました。

それまで小型SUVだったこともあり、もっさりとした加速感に慣れていたせいもあるのですが…

その時の感動が頭から離れませんでした。

「軽い、楽しい」その印象が強くて車重の軽いマニュアル車に乗ってみたいという欲求が芽生えます。

ただ、鳥取は豪雪地帯に分類される大雪大歓迎な県で、おのずとSUVを選んでいる自分がいました。

いつか乗れればいいかなと思っていたのですが…

車重600キロ台のアルトが販売されたのを知ったときは心が躍りました。

しかも4WD、5MTの設定があるのに660キロという業界屈指の軽量車両。

この軽さとミッションの選択から大注目一台でした。

旧規格と同等の軽自動車。

しかも、36ワークスのパーツと互換性があるということでカスタムにはもってこいだと感じました。

ワークスと一緒に走れる走行性能のNAアルトに仕上げたい

その思いから購入にいたりました。

エンジン性能

※AGS車両との比較も少し

エンジン性能に関しては

AGS車両に比べて数値は劣るものの
アクセルレスポンスや限界走行時にははっきりと5MT車の方がキビキビ走る印象を受けます。

5MT車両のエンジン性能は49ps(36kW)/6500rpm

6500回転までエンジンを回したときに発生する最高出力が49馬力。

5MTのアルトFはAGS車両に比べて馬力の面で見劣りしています。

その理由は商用バンやAGSモデルに搭載されているVVT機構が無いのが要因で

そのエンジン性能の差が走行性能の面で劣っているといえます。

実際AGS車両は52馬力、トルクでも劣っています。

燃費もAGS車両に比べて3km/Lほど追いつけません。

燃費、出力ともにAGSモデルに及びませんが

ただ、唯一5MT車のエンジン性能で勝っているところがあります。

それはAGS車両で顕著な変速時のタイムロスが欠点な点です。

5MT車では変速のタイミングを自分で見極められますが

AGS車両は電子制御車ゆえの変速時のタイムロスが生じてしまいます。

この違いはかなり大きく、実際に乗り比べてみるとはっきりと体感することができます。

5MT車両ではシフトダウンすることで瞬時に加速に転ずることが出来ますが

AGS車両ではアクセルを踏み込んでから加速するまでのレスポンスの悪さが生じています。

街乗りでは大きな違いはないかもしれませんがアップダウンの激しい峠道

サーキットでの限界走行などでははっきりと走行性能差が現れます。

実のところ、数値では劣っているのであくまで体感での話ではありますが…

5MT車の方が圧倒的にエンジンへのダイレクトな加速感が勝っていると感じています。

ギア比がロングに設定されており

高速走行ではあっという間に100キロに到達します。

エンジンも精一杯回しているような印象を受けず、高速走行でも余裕にこなします。

ただ、街乗りで5速に入れている際

少しの上り坂などでは若干のパワー感の無さを感じ、4速に落とすこともありますが

急こう配の峠道でも3速で力強く登ってくれます。

総じて街乗りでは軽快に峠道ではキビキビ走ってくれます。

メーター周り

これはメーター装着後のものですが

アルトのFグレード、5MTにも関わらずタコメーターが装着されていません。

スピードメーターのみのシンプルなディスプレイです。

なので、タコメーターの装着は必須…、というわけではありませんが

装着させることができたら走るのが一層楽しくなります。

OBD接続の手軽なものからセンサー信号をとるものまで

たくさんの商品が販売されていますので、お好きなものを選ばれたらよいかなと思います。

今日はここまで。

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