皆様、こんにちは管理人のドーベルマンです。
今回はアルト na にトランクバーを取り付けたいと思います。
これ効きますよ~
施工考察編
アンダーステア問題、、
先日、少し高速コーナーで振り回してみました。
私のアルトFは4wdでリアにデフが入っているのですが…
ディスカスカップリング4wdで前輪が滑らないと機能しません
基本はFFの駆動です。
ワークスに乗っていた頃とは明らかに違うコーナーでの膨らみ感。
直せればいいけど
最低でも車体補強くらいは自分で挑戦してみたい。
そこで、、リアに潜ってみることにしました。
どこかにスタビライザー付けれんかな、
まずは場所探しです。
やっぱり、リアの下回りには自作レベルの補強パーツを装着できるような場所はありませんでした。
理想はリアサスの辺りですよね。
そこで車内の発泡スチロールで出来た収納スペースを剥ぐってみたところ、、
こ、これは。
という箇所を発見しました。
素人の私には使用方法の分からない、、
写真中央上、後部座席下に見える2箇所のネジ穴。
何に使われていたのか、やっぱり分かりません。
でっぱりはチャイルドシート固定部分です。
一方は出っ張っていて、もう一方は引っ込んでいます。
これは、車体補強に使えるのでは。
この箇所はリアのサスペンションと近く
ボディと一体になって補強されているので使えそうです。
恐らくチャイルドシートが固定されるのを補強しているのでしょう。
どこのホームセンターでも買えます。
Amazonが安いです。
とりあえず、95センチで2本にカットしてみました。
3mm×2で6mmのバーを作成します。
平板なのは横方向のねじれを防止するためです。
逆に縦方向のサスペンションの動きを邪魔しないバーになっています。
バリを落として、切断部の処理をしていきました。
素人なので斜めに切ってしまってます。
これは、、いいのではないでしょうか!
3mm厚2枚だとなんだか補強になっているのか心配なので…
もう一枚3mm厚のアルミ板を発注し、3枚重ねて試作してみたいと思います。
車仲間の友人からは
ボルトとナット、ワッシャーは超強力な金属。
モリブデン鋼?クロモリ?なるものを使えと教わりました。
これが、、ホームセンターに無い。
加工編
リアシート(発泡スチロール物入れ)下の2箇所のボルト穴を活用して車体を補強していきます。
今回はその第二弾。
加工編です。
3ミリ厚、4センチ幅のフラットバーは90センチで切断し3枚用意しています。
車体側の左右のボルトの中心から中心までの距離は
約75センチ
2穴の落差は4ミリ
2穴の中心から中心までの距離は約2.5センチだったかな?
計測し、フラットバーに起こしていきます。
センターポンチを打ち
ドリルの太さを変えながら徐々にM8の穴を開けていきます。
これでもいいですが、下穴が開けばなんでもいいです。
自分は、使用頻度が高そうだったのでSK11のブランドものにしました。
あとはドリルはmakitaさんのやつ
こちらも仕様頻度を考えたのとDIYが趣味なこともあり、回収が数年で終わりそうだったので購入しました。
問題はバッテリー別売りなことです。ご注意
ストッパーも自作です。
なんとか入手しました。
モリブデン製のボルト。
色々と計測して25mmにしましたが
後々30mmでも良かったかなとも思いましたが。
まあ、なんとかなりました。
噛み合わないとこもあったので
ネジ穴をほんの少し楕円にした部分もあります。
一部なので影響は少ないかと思います。
仮止めしてみましたが良さそうですね。
実際のスタビライザーに使われるような…
ゴムブッシュ的なパーツも作っておきましょう!
2mm厚のゴム板を購入してきました。
1.5センチ四方のもの4枚
1.5センチ、4センチのもの2枚
パーツは揃いました。
完成編
ゴムブッシュは多いとスタビライザーの効果をマイルドにするので薄くしたかったのですが…
1mmは少し不安だったので、2mm厚です。
丸ワッシャーでかかる力を分散、余ったアルミバーで横に補強しました。
本体のフラットアルミバーですが
上下運動には柔軟に対応しますが、、
捻れや横方向への力にはかなり強力な耐久力があります。
車体補強に貢献できるレベルかと。
裏側にブッシュ代わりのゴム板を先に取り付けておきます。
マイナスドライバーでリアシートのストッパーを外し、激軽のシートを取り外します。
ストッパーを外したら
あとはシートを持ち上げて移動するだけ。
本当に軽い。軽量化の賜物ですね
外した方が、作業がわずかにラクです。
こんな感じで取り付けますよ。
イメージ作りしていきます。
ここまで来るのに諸々含めて3日ほどかかっています!
ボルトかましていきましょう!
狭い!とにかく狭い!!
不器用なので素手でないとボルト入れられない私。
手で仮締めしていきます。
裏側から薄型スパナ、表からは六角棒レンチで本締めします!
とにかく狭い、そして腰にきます
終われば逆の手順でリアシートを戻します。
コーナーでの挙動は、、
完璧にスタビライザーでした。
これ本当に工具も最低限で済みますし、気力さえあれば補強に挑戦できます。
お手軽?ではないかもですが…
時間に余裕があれば2000円以内で十分に車体を補強出来ると分かりました。
外側からは車体補強していることは見えず
もちろん、発泡スチロールの物置きやチャイルドシートフックには一切干渉しません。
はたから見れば全く普通。
一皮むけば、なんか違う。
こういうのが好きなのです。
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