皆様、秋が急に冷え込みの冬になった鳥取県在住ドーベルマンです。
この前まで半袖だったのに、一気に温かい肌着重ね着に…
今回は、これまで整備手帳で紹介してきたigniteの総評していきたいと思います。
これいいんですよね~、慣れたら戻れません。ちょっと高いけどね
T.M works ignite VSD総評
結論から言うと…
この装置を装着するだけで低回転域のトルクもりもりになれます。
※注意点ですが、型式によって接続ハーネスが異なる点。ここ、違えると致命的なので要確認です。
自分のアルトはVH1075式でした。
参考までに
ここ要注意ですね。
ではでは。
1.性能と特徴 ★★★★☆
点火プラグへの電圧供給を安定化強化することで、エンジン燃焼効率を高めます。
これによって体感・実現している点がいくつかあるので紹介していきます。
まさに点火強化のために生まれた商品。
車のパワーを上げるうえで点火強化って、どこか後回しなんですよね。
これを実現してくれる、
巷ではEDLC(電気二重層コンデンサ)と呼ばれるもの。
これを装着すると、少し排気量が上がったかのように思わせる吹け上がりに変わります。
特に低回転域のトルクは体感できるレベル。
エアコン作動時には、、あの重くなる感じ無くなります。ここ感動。
恐らく最高出力にチューンしてある車両や高性能なバッテリーを積んでいる車両では効果が体感できないかもしれませんが、自分のは一般的な軽量バッテリー。
しかも、特に軽量意外にメリットは無いものですので、効果を体感出来たのかもしれません。
加えて自分のアルトにはスイスポのコイルとPreium RXのプラグが入っているので、それらの相乗効果もあったのかもしれません。
ただ、確実に低速トルクは向上するので運転が楽しくなりますよ。
また、寒冷地や冬季にも安定したエンジン始動性があるのもメリット。
NA、ターボの車両に対応しています。
高回転域では効果を体感しにくかったですが、T.M worksのHPによれば効果がデータ化されていますよ。
2.デザイン ★★★★★
手の平に乗るくらいコンパクトな設計なのに
サブバッテリーの役目を十分に発揮してくれます。
小型ゆえに車内またはエンジンルーム内に容易に設置可能です。
見るからに頑丈で光沢感のある外観で、エンジンルームのドレスアップにも一役買います。
かといって目立ち過ぎない外観は好印象です。
3.使いやすさ ★★★★★
とても扱い易く、取り付けもかなり容易です。
加工は必要なく、コイルのカプラーに接続するだけ。
エンジンルーム内だけで作業が簡潔するのはいいですね。
自分は、出力をより安定化したかったのでバッ直にしましたが…
この必要はなく、そのまま取り付けできます。
しかも、メリットは大きいのでDIY初心者の方の入門にも是非。
エアクリボックスを外す必要があり、配線の隠し方にはちょっとコツが必要ですが是非挑戦してみてください。
4.メンテナンス ★★★★★
車上げる必要ありません。写真無くて…
メンテナンスの必要は無く、取り付ければそのまま乗って過ごせます。
エンジンを切ると数秒間、蓄電した電気でエンジン回転が残ります。
ただ、これはメンテナンスには関係なく、異常なし!といつもの確認です。
エアコンや高負荷を掛けたときはすぐにエンジンが落ち着きますが異常ありません。
5.コストパフォーマンス ★★★★☆
ハーネスを含めると3万くらい…だったような。
これで低速トルクは気持ち改善されますし、エアコン作動時にもルンルンで走り続けます。
サーキットなどの限界領域では僅かに力を発揮するかと思いますが、街乗りで快適性をお求めた商品化と思います。
すぐに慣れて、たまに純正のアルトに乗ると、、
ちょっと違うかもと気づくレベルかと。
ただ、確実に0-100km/hのタイムは変わりました。
エアコンのストレスやちょっとだけ低速トルクを改善したい方には、おすすめかも。
あとは、エンジンルームに光沢紫のパーツが加わるのでドレスアップにも良いですよ。
【総括】
取り付けることで低速トルクの改善とエアコン作動時の走行性能に違いが現れました。
限界領域でのタイムも向上しているので、チューンの最終地点にお勧めです。
吸排気、ECU、プラグ、点火の最後の改善によいかなと。
超軽量のサブバッテリーの位置づけです。
ハイパワーのバッテリーや高出力ものを搭載している車両には効果を感じにくいかもしれません。
面白いパーツですよ。
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