はじめに
【今回のカスタムの目的】
①各部の静電気を徹底的に除去して極力空気抵抗を無くす
②エンジンルームの彩り
③静電気によってボンネットに埃が付くのを防げるかどうかの検証
以前紹介したアーシングの余談みたいなものですが
パワーアップというよりも確実な静電気除去を目的にしています。
少しでもボンネットの空気抵抗を減らせればと思っています。
今回はエアクリボックスとボンネットいきましょう。
ボックスはメタルメッシュでアーシングしていました。
しかし、他の箇所は青パワーケーブル
一か所だけメッシュのコルゲートチューブだったので気になっていました。
気になる効果
普段積もっている埃がいつも通り積もっているのですが…
走行風だけきれいになりました。
いつもなら通勤から帰ってもボンネット表面を黄色い砂埃が覆っていたのですが
それが無くなりました。
ボンネットのアーシングはうまくいったのではないでしょうか。
ただ、走行性能に関しては全く体感できませんでしたので…
ボンネットの砂埃が気になる方、エンジンルームを華やかにしたい方のみに絶賛お勧めします。
エンジンルームは本当に車いじっています感が出るので
効果を期待しなくても十分に車への愛着が増してDIYが捗ると思います。
最低限の工具は必要になりますが、楽しいのでまずやってみましょう。
用意するパワーケーブル
こちらのパワーケーブルを使用します。
前回の余りですね。
ただ、端子の数が限られているので…
ゴールドで統一したい方はケーブルの長さを調整しながら使用するのがお勧めです。
端子だけであればホームセンターで購入できます。
特にこだわりはなかったので、ある程度の太さと赤以外の条件で選びました。
端子もケーブルもしっかりしていて確実にお値段以上の品でした。
圧着の際、少し金メッキ取れますが気にしない。
用意する工具
ありがたいことにほとんどありません。
①ソケット(10㎜)
②圧着ペンチ
③普通のペンチ
まずは、ソケットレンチ類。
これは、車いじりには必須なので良いもの購入しましょう。
自分はリスペクトしているKTCのラチェット使っています。
本当によく使うので、これから車いじりしたい方は
ここ一切の妥協をしない方がいいです。
長い目で見るとコスパ高いです。
二つ目は、圧着ペンチになります。
これは使う頻度にもよりますが、自分はそこまで多くないので安いやつ購入しました。
強力な端子でなければ電工ペンチで事足りるので、強力な端子をしょっちゅう使わない方は安い工具で十分だと思います。
自分はこちら。楽天には無いのでAmazonで購入しました。
端子はケーブルに付属しているので必要ありません。
工具自体はこんなものです。
ホームセンターに行くと脆いけど、もう少し安いのが購入できますよ。
10分でアーシング開始
施工に移りますが、いつもの手袋しっかり装着です。
特に今回は銅線が鋭いので、手仕事の方だけでなくデスクワークの方もしっかり手袋着けましょう。
ホームセンターでまとめて売ってます。
工具をまとめるとこんな感じ。
黄色のはアストロで購入できる配線の皮むきです。
ですが今回のパワーケーブルは結構なsqなので、使いませんでした。
主にペンチが主役の作業になります。
作業自体は瞬間的に終わりますが、丁寧に解説していきます。
まずはもとから着けていたエアクリ用のアーシングケーブル取ります。
あ、、言い忘れましたが
今回はエアクリボックスのアーシングも行います。
10㎜のソケットで。
ボンネットのボルトもこの時に緩めておきましょう。
後から共止めします。
ケーブル作ります。
ペンチで少しづつ力を入れていって中の銅線を極力切断しないように皮を剥きます。
多少は必ず銅線切れるので、そこは無視してOK
両方皮むきが終わりました。
ここ、よく忘れるんですが…
スリーブもしっかり入れましょう。
太い方が銅線側です。
こちら使う端子になります。
小さい方がバッテリー側、大きい方が接続先になります。
このアーシングキット、この説明が無いので…、、、いや、あったかも
まあ使うときは注意です。
ちょっとコツがいりますが、圧着端子行きましょう。
圧着ペンチも種類があるのですが…
この強力なタイプはハサミのようにジャキジャキできない、締まり続けるタイプです。
なので、圧着部分を外してしまうと致命的です。後戻りできないので。
圧着してスリーブを被せれば、多少圧着が下手でも誤魔化せます。
自分は下手なので、とりあえず引っ張って抜けないことを確認したらスリーブ被せてます。
両方とも仕上げてエアクリ用が完成します。
エアクリなので30㎝くらいあれば十分です。
大体こんな感じでイメージ通りいきました。
ダボっと狙いましたが、ちょっとふわっとくらいのたるみになりました。
あとはインシュロックで束ねて完成。
ボンネット側にも配線引きます。
一か所から分岐させてアーシングさせました。
ここ注意で、このキットのナットはめちゃくちゃ細かい作業が要求されます。
気を付けないと…
いつものエンジンルームの奈落に消えていきますよ。
あとは同じように作った60cmくらいのケーブルをボンネットのボルトまで誘導して留めれば完成です。
慣れていなくても30分あればチャっと終わってしまう作業です。
簡単な割には楽しくて、車と走ることが更に楽しくなります。
次はサイドドアもアーシングしていく予定です。
次からはメッシュでいきましょうかね。
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