スイスポバケットシート移植-前半-

チューニングパーツ

今回はシートヒーターを移植するため少し加工が必要になりましたが、スイフトスポーツのシートをアルトに移植します。

構造は一緒なので、シートヒーターを付けないドライバーさんは
本当に純正シートを取り外して付けるだけの簡単な作業になります。

自分は腰痛持ち、豪雪地帯ということもありシートヒーターを移植することにしました。

今回はそんなドライバーさんの参考になればと思い数回に分けて記事にしていきたいと思います。

どうぞ、腰痛持ちのドライバーさん、スイスポのシート移植したいドライバーさんお楽しみください。

準備

まずは必要な工具たちです。

ホームセンターで揃いますが自分はネット通販を利用しました。

エーモン1170 プラス線

プラスの赤線になります、両方が同色でもいいのですが…
自分はここは付け間違えが無いように分ける派です。

実際に0.5sqでもいいのですが、念のため0.75sqを紹介しておきます。

こちらがマイナスの黒線になります。

今回は赤黒で分けて施工です。
些細なことですが、ここは気を付けながらいきましょう。

続けて必要なのがエーモンのギボ端子になります。

これは車いじりにあってはならないくらいしょっちゅう使います。

まとめ買いでもいいかも。

そしてセットで揃えたいのは配線と言えばな工具…
電工ペンチ。

これが1本あるだけでいろんな配線に対応できるだけでなく、端子のかしめにも使えるので重宝しますよ。
大きい端子には対応できませんが、今回のような小ぶりの端子には全然問題ありません。

あと、リンクは貼れませんが…
あればかなり便利、アストロプロダクツの皮むき、T40トルクスビット。

これはエーモンの電工ペンチで代用できるので問題なしですかね。

施工開始

社外シートにカプラー諸々を移植してしまっているスイスポのシート。

この状態のシート、オークションやフリマアプリ等でたまに見かけます。
最近は結構価格も高騰していて、見つけたら安いうちにゲットしちゃいましょう。

自分の購入したシートはベルトやケプラーは無し。
配線は結構強引に切られていました。
ただ、ベルトやカプラー付きよりも格安なのでシート自体の状態が良ければ買いですね。

参考になることを祈って、今回はかなり細かく整備手帳にまとめさせていただきます!

では、改めて。

見ての通り、ちょっと杜撰な状態です。

具体的には、シートヒーター配線とシートベルト諸々はありません。

ヒーターの配線はカプラー前で切断されてますので、これを既存シートのカプラー手前にギボシ接続することにしました。

スパッと切られていますね。

このままでは、ヒーターが使えませんので自力で加工します。

スイスポは茶色、黒配線のようですね。

アルトは赤黒配線です

恐らく、、黒が定番のアースだとして。茶色と赤を繋いでみましょう。

ダメなら今回はヒーター諦めということで。

チューブを切開してケーブル出します。

黒と茶色線を加工しやすいようにしちゃいましょう。

これこれ

茶色と黒の配線です。

これをギボシ加工してそのまま繋いでも良いのですが…

車検の際に取り替えてと言われたら面倒なので
両端ギボシ端子の延長ケーブルを作成し、手軽に取り替え可能な状態にしておきます。

そして、彼らの出番。

加工と今後の作業性等を考えても15cmくらいあれば十分でしょう。

このケーブルを車体のカプラー手前とシートに繋ぎ、仲介させます。

純正シートに交換する際にも、これだけ長ければ引っこ抜いて刺すだけの作業も楽かなと。

アストロの皮むき、、めちゃくちゃオススメです。

一度使いこなしてしまえばペンチでやってた頃には戻れませんよ〜

これを開発した方は本当にすごい。
配線の切断面は荒れることなくスポッと皮むきできますよ。

これは1本持っておくと安心安全。

続いてはこちら!

延長ケーブルのギボシ加工ですね。

スリーブを入れるのをお忘れなく!

これを入れ忘れて切断…
何度やったことか。

未だにオスのスリーブの向きを間違えますが太い方が接続側(配線の切断側)
、、らしいです。笑

ここはご愛敬。

ひとまわり大きいサイズで仮留め、一段小さいサイズで本留めします。

このような状態でひとまず配線は完成となります。

シートの方に戻りましょう!

茶色と黒の配線を同じようにギボシ加工します!

入力側なのでオス端子で。

これで加工は一度区切り。終わりです!

延長ケーブルを取り付けてひとまずシート側は完成!

ここで配線は放置で。

後からしっかり追加加工していきます。

オレンジ丸が車体とシートを繋ぐカプラーです。

正面から見て右側(シフトノブ側)に爪があり
押し込んで引っこ抜きます!

これがめちゃくちゃ固い。

しかも車内のシート下での作業は暑い!

ゴソゴソしてるとご近所からの、、とにかく怪しい!

イメトレが必要です。
予め、シート取り付け前に何度か外す練習をオススメします。

壮絶な格闘の末、やっと取り外しに成功しました。

次はシートレールの着脱ですね。

使うのはこちら

アストロプロダクツ T40 トルクスビット
400円くらい

いつものラチェット

トルクスはなめますので、ここは慎重にいきましょう。
そして結構なトルクかかってます。

外したシートはリアゲートから出しましょう

それが一番楽です!

自分の愛車はリアゲートがバキバキなので、リアシートを外して後部座席側のドアから出しました。

前側から搬出するよりも内張りを傷付けるリスクが少ないです。

純正シート取り外しましょう!

このシートも割と好きでした!ありがとう

このシートは快適で街乗りにはピッタリな仕様でした。
ヒーターの温度調整は温もりを感じました。

スイスポシートはちょっと熱くなりすぎるんですよね。

今週はここまで、次回に続きます。

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