サブコン、、、
車好きなドライバーさんなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
基本性能の車のコンピューターにちょっとだけ手を加える装置のことです。
特に、燃料噴射の調整や点火時期を操作してエンジン性能を向上する目的で作られています。
簡単に言うと、エンジンの特性を変える役割を持っている装置といえます。
基本の走行性能に自分好みの味付けをするような装置です。
チューニングで言う「フルコン」とは
車両エンジンの特性自体を書き換えて性能を大幅に向上させることをいいますが。
「サブコン」は
純正ECU(純正のコンピューター)に割り込ませて使うのが一番の違いです。
「フルコン」は完全に違う車のような走行性能になりますので…
サーキットに行ったり、走りにこだわりがあったり
速さやアクセルレスポンスを求めるドライバーさんにはもってこいなカスタムです。割高ではありますが効果は絶大です。
サブコンのメリット
なんといってもそれは、、
かなり手軽な点にあります。
既存の配線に割り込ませる形になるので
カプラーを抜いて、そこにサブコンのカプラーを挟んで…作業完了。1時間以内。
フルコンチューニングは
効果が絶大な反面、高額で既製品は多いといってもエンジンブローのリスクはサブコンに比べて高めです。実際にブローしている36アルトをいっぱい見てきました。
その点、サブコンはドライバーのアクセルの踏み方や走りの癖に応じてセッティングできるのも大きなメリットの一つです。
それに、基本のECUに少し手を加えるだけなのでエンジンを壊すようなリスクも少ないです。
ただもちろんゼロではありませんし、それなりの負担をかけます。
パワー重視やアクセルレスポンス重視、燃費重視など…
ドライバーの求める用途に応じて細かく設定できるのも魅力の一つ。
サブコンのデメリット
ここは、やはりエンジンへの負荷が大きい点です。
信号にコンピューターを挟むことで「信号を誤魔化す」のがサブコンの役割。
コンピューターが騙されて燃料の濃さや時期を変えてきますので、エンジンは、、
まさか!そうきたか!!とびっくりしてしまうわけです。
それが積み重なるとアイドリングの不安定や坂道や急カーブでのアクセル反応に異常が出始めることもあります。
手軽にパワーアップできる恩恵はありますが、エンジンへの負荷は避けられません。
安価な反面このようなデメリットも含んでいます。
ただ、余程の調整をしない限りはエンジンを痛めることはありません。
メーカー側も限界を想定して商品化しています。
4年間使ってみて問題なかったサブコンたち
先ほど紹介したsiecle mpp-06 燃料の濃度調整
siecle minicon α 燃料噴射時期調整
おすすめです。
後々公開しますが、スロットルコントローラーも加えればこれだけで数馬力ボアアップできるようです。
実際にパワーチェックしてみましょう。
コメント