EDLC、キャパシタ…
聞いたことのあるドライバーさんも居られるのではないでしょうか。
EDLC、別名:電気二重層コンデンサー
全然分からん。ので、説明していきましょう。
今回はEDLC取り付け前の準備として知識を取り入れるコーナーです。
ではいってみましょう!
EDLCの役割
簡単に言うと、不安定なコンデンサの電力をフラットにすること。トリクル充電(微弱な電流での充電)を行うことでバッテリーを長持ちさせること。
これでもわかりにくい。
つまり、バッテリーからの電力の出力を安定させる効果があり、オーディオやイグニッションコイル、エアコンなど…
電気を多く使うパーツに安定した電力を供給するための補助パーツになります。
これがなぜ走行性能に重要な役割を果たすかというと
車は走行する上で電力が必ず必要だからです。
コンピューターやコイル、エアコン、、
どれもかなりの電力を消費するのでバッテリーは走行中も常に充電しながら走行しています。
瞬間的に車の消費電力が下がった場合どうなるのかというと、電圧の降下によってインジェクター(燃料の噴射装置)の動作遅れやガソリン混合気への点火が弱くなることで、点火がうまくいかなくなることがあります。こういった場合でも、コンピューターが監視しているわけですが、この降下があまりにも急激だと処理が追い付かなくなることもあります。その場合、供給電圧と電流をEDLCのような補助装置で安定させる必要がでてきます。
バッテリーは走行中も絶えずいろいろなパーツに電力を供給しているので、その出力はとても不安定です。
これを安定させる役割を持ってるのが上にも挙げたEDLCになります。
補助バッテリーのような役割を担っており、電圧の安定機のような働きをしてくれます。
EDLCのメリット
メリットはまさに、上でも紹介した通り、供給電力の安定化にあります。
安定した電力を実現できれば、安定したプラグの点火が実現できるのは無いかというのが今回の大きな検証になります。
供給電力をフラットにすることで確実な点火を実現する。
このテーマのもとでカスタムしていきます。
今回注目しているのはイグニッションコイルへの電圧の安定化です。
エアコンやオーディオへの接続は考えていません。
コイルのためにバッテリーをもう一つ乗せるのは現実的ではないので、補助的な小型バッテリー(EDLC)で対応してみたいと思います。
次回の取り付けに紹介するのはこちらの商品
製造年とカプラーの形状の確認が必要ですが、とても手軽にパワーアップできるので36アルト乗りのドライバーさんにお勧めです。
登り坂はグイグイ上りますし、エアコンを始動させても全く動じなくなりますよ。
取り付けはまた、今週の日曜日に。
コメント