1000円で強固な補強バー作成

チューニングパーツ

はじめに

今回はお手軽(1000円以内)DIYで強力にフロア補強していきます。
フロアサポートバー作っていきます。俗に言う車内用「センターブレース」です。
車内の補強バーって結構出ているのですが…
自分で作るのって骨が折れます。

しかし、今回紹介するフロアサポートバーは効果抜群で費用対効果も高く、かなり簡単なDIYなのでとてもおすすめ。

しかもホームセンターで全ての資材が揃います。
なのに強固。

ではいってみましょう。

フロアサポートバーの効果

ボディの剛性を高める方法はたくさんありますが
中でもちょっと後回しになりがちなのが…、フロアサポートバー。
最も剛性を高めるパーツなのでは?
と、思えるほど効果を体感できます。もちろん、手作りで十分バキバキに力を発揮します。

どんな箇所に設置されるのかというと
主に運転席・助手席のシート下やリヤシートの足元です。

このバーを装着すると室内からボディの剛性をサポートする効果があります。
地面の凹凸や高速コーナー、タイトなコーナーでの走行性を安定させたいドライバーさんにおすすめ。 フロアサポートバーは室内から車体剛性を高めるため、エンジンの不快な振動を小さくする効果もあります。

街乗りでは体感しにくいですが
特に高速コーナーでは安定感が天と地の差くらいですので、サーキットや山道を安全にツーリングしたいドライバーさんにはあってもよい補強パーツかと思います。
ハイスピードコーナーでの安定性やコントロール性がグッと高まるので、路面に車がしっかり食いつきます。

ちょっとオーバーステア気味になると言われています。

お金はかけたくない!なら、作ろう

これ完成した状態になります。
自分は運転席と助手席の足元に同じ金属棒が2本づつ入れています。
車の中央ラインを金属で突っ張っておく、フロアサポートバーと同じ状態を作りました。
これを2本ですので、無い時に比べてかなり車の箱感が増しました。

実際に高速コーナーの安定感は抜群で、既製品のフロアバー装着のアルトに乗ったところ全く同じフィーリングを実現していました。
今回は激安で作ってみます。

まずは工具
・ラチェット
・HEX ローブ T40(アストロで買えます)安いよ

では、準備はいいですか?

準備

準備するものは全てホームセンターかネットで安く手に入ります。

使う部品はこの2種類。

これらを組み合わせて…
シートレール同士を突っ張るバーを製作して、それをフロアサポートバーに変えます。

こんな感じで

ただこのままでは、ただの板とナットなので、ちょっと加工していきます。

おっと、加工する前に…
重要な突っ張り部分の計測を。
あとは完成予想のイメージを作っておきましょう。

2本の板羽を左の写真のように突っ張ります。
突っ張ることで車体の箱感を増させ、フロア空間を強固なものにします。

では、本格的な作業に入ります。
手順をざっくりと
採寸した羽板を金属切断のこぎりで地道に切り出し、穴を開けてシートレールの杭に挟み込む。

大体、羽板のZ文字の中央あたりに採寸されますので
揃えてまとめて線引きます。
この線とZが重なる一点が穴を開ける部分になります。シートレールに刺さる部分ですね。
ただ、車も箱ですので、個体差があります。
ここはしっかり採寸していきましょう。

余分な部分は切断します。線で引いてます。
金属用のこぎり使いましょう。
サンダーがある方は、それでスパッと。

うっすらですが、Zの中央に点が見えます。
これが穴を開ける部分ですね。シートに固定されます。

大体Zまで(穴を開ける部分までの採寸)はこんな感じですね。個体差に注意

ドリルで小さな穴から開けていきましょう。
最後はタケノコで穴を拡大しますが、それまでに小さな穴が開いているとドリルするのがかなりラクになります。

タケノコで穴を拡大しました。
シートレールを固定している径に合わせて穴の大きさを決めます。
ここがシートの突起にピッタリ食いつけば、しっかり突っ張るバーが完成します。

穴の軽はきっかりM8です。

穴を拡大して、余分な部分をのこぎりで落としました。
完成も間近で、なんとなく見えてきましたね。

上で完成でも十分にいいのですが…
自分はちょっと丸いのが好みだったので、角を研ぎました。
気になる方で、工具が無い方はやすりで代用できます。

この通り完成しました。
後は完成図で紹介したように長ナットで2本をつなげてシートを浮かせ…って
どうやってシート浮かすのか。

ラチェットとHEX T40使います。
シートを固定しているボルトは特殊ボルトでT40が無いと緩めることが出来ません。
ので、必ず用意しておきましょう。

ボルトを緩めて羽板レール下に滑り込ませ、ボルトと共止めすれば完成です。

これで某メーカー顔負けのセンターブレースが完成しました。
自分はセンターと、前のレールにももう一本入れています。

効果は上記の通りバキバキに曲がるようになります。
ちょっとオーバーステアが出やすくなるので注意。
コーナリングはかなりクイックです。おすすめですよ

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